Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

満月&十五夜

2021年07月24日 21時43分52秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日は満月&十五夜。満月のすぐ左(東)に土星、画面の左下(東)に木星。ブレているのはご愛敬ということで許してほしい。
 向かい側の号棟の屋根のすぐ上に見えていた。

 月はたしかに昨日よりも丸いが、風情として眺めるには少し欠けている昨日・一昨日のほうが、趣はあったと思う。

 本日のクラシック音楽鑑賞会は無事終了した。しかし最後のほうでこちらの音声が主催者のほうに入らず、こちらの接続に不備が生じたようだ。コードを幾度が抜き差ししたが、繋がらず、慌ててチャットに意見を入れた。しかし慌てて入力したこともあり、若干の間違いをそのまま送信してしまい、迷惑を掛けてしまった。
 反省とともに、Zoomに嫌われやすい私のパソコンを何とかしたいという思いも強くなった。しかしどうしたらよいものか、とんと分からない。

 本日はこれより20分ほどのウォーキングをしてから就寝予定。昨晩は情けないことに血圧と体温のいつもの測定を忘れて寝てしまった。記録に一回分の欠落があるというのがとても気になる性格である。あまりいい性格ではない。長生きできない性格とも身近な友人に言われ続けてきた。もっとおおらかになれ、言われたが、直らないものは今更どうしようもない。


目の酷使はしたくないが‥

2021年07月24日 19時22分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 

 14時過ぎに暑い中を出かけた。最寄りの私鉄の駅から2つほど東京よりの駅の構内の喫茶店に入り、ボーッとしながら涼んでいた。読書は昨日に続いて断念。リュックにシェイクスピアの「オセロー」を入れていたが、目の疲労に繋がると思い読むのは止めた。
 月曜日に帰宅するまでは何とか視力は持続してほしい。網膜剥離のように視野が欠けているわけではないので、それほどの心配はしていないが、少なくとも明日までに娘に頼んだ校正を原稿に反映したい。
 日曜日の午後にはカラー版のほうは80部ほど我が家で印刷。モノクロのほうの原稿は月曜日の朝一番に組合の会館にて1000部の印刷作業。
 月曜日の昼前から夕方までの打ち合わせと発送作業、そして幹事会まで連続して慌ただしい。これが終われば、火曜日には眼科で受診する時間ができる。

 本日の19時半からはクラシック音楽鑑賞会。アルバン・ベルクのビアノソナタ作品1と、モーツアルトのピアノ協奏曲第20番を聴くことになっている。アルバン・ベルクのピアノソナタは初めて聴く曲である。ヴァイオリン協奏曲はなかなかいい曲で、結構聴いている。

 


モーツアルト「ピアノ協奏曲第20番、第21番」

2021年07月24日 11時45分11秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等



 本日はモーツアルトのピアノ協奏曲第20番(K.466、ニ短調)と、第21番(K.467、ハ長調)という同じ年(1785年2月と3月)につくられた曲を聴いている。
 私が持っているCDは、内田光子によるモーツアルトのピアノ協奏曲全集。ジェフリー・テイトの指揮によるイギリス室内管弦楽団の演奏。1985年の演奏である。共につくられた翌日が初演だったから、作曲・初演から200年目の録音ということになる。
 時期的には、双子のように生まれた曲だが、印象は対照的ともいえるほど違う。短調と長調の響きの特質、と言われたり、モーツアルトの性格の2面性という指摘もある。当たっていないとは言わないが、作曲者が自分の思いを込めた作品としてつくられるのは、ベートーヴェンの後期以降でもあることは忘れたくない。このモーツアルトがウィーンで初めて自立して一本立ちしたころの作品でもある。さまざまな作曲の技法を披露するための意味合いが強いふたつの曲という理解をしてきた。
 しかし「さあ、さあ、どんな注文にも応じますよ」というカタログのような一面もあったということも忘れずにいたい。近代的な背景からさかのぼってだけ解釈しつくすのもまた危険なような気がする。
 この年には私のお気に入りの弦楽四重奏曲「ハイドンセット」も作られている。

 共に緩除楽章の第2楽章の美しさは特筆に値する。第20番の第2楽章はデモーニッシュと言われるほどで、私にはとても内省的な気分が味わえる。第1楽章の気分を引き継いでいる。第21番の第2楽章はのびやかな明るさがいい。剽軽さを感じる第3楽章のピアノのソロに繋がっていると思う。

 実はこの内田光子の協奏曲のシリーズで最初に購入した曲である。その後映画「アマデウス」の最後の場面で流れていたのが印象的であった。私はこの映画にひきづられ過ぎたモーツアルト像には違和感がある。

 本日夜のクラシック音楽鑑賞会はこの曲が取り上げられている。