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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 (2007/米)(ティム・バートン) 70点

2008-01-21 20:39:18 | 映画遍歴
ミュージカルなんだけどダンスシーンは皆無というのは珍しい。ミュージカルが余り得意でない僕としては、あ、しまったと思ったけれど、それ以上に拷問のような映像が待っていた。
まず、ゴキブリが苦手であのパイには参った。次は僕は何を隠そう刃物恐怖症なのだ。だから、あのシーンはまともに目を開けていられない。血しぶきはそれほどでもないが、でもあまりに殺戮シーンが多く、驚きだ。
ティム・バートンって、こういうグロというかまさにカルト的なオタク少年(?)だったけ、、。

ラストはこうなると推理していたあの狂女もあっさり殺してしまうので、あれっと思ったけれど、あの、女の血にデップの血が混ざりたらたら流れるシーンは見事、濃い愛情表現でした。
原作からはあまり離れられなかったんだろうけれど、それにしても中身のない話ですね。だからといっては何だが、どうしても血と血、かみそりの刃と血、タールのようなどろりとした濃厚な血、生きながらの人間レンジ行きなどおどろおどろしいシーンが印象に残ります。
その種の趣味の人にはこたえられない映画なんでしょうなあ、、。

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3 コメント

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ティム・バートン・・・ (OK)
2008-01-22 18:31:01
こんばんは、観てきました。
R-15指定が付いていたのでどんなモノかと気にはなってましたが・・・ 
まさかティム・バートンがここまで勢いよくスプラッタホラーな演出しているとは思ってなかったので、私も少々驚きました。 
まぁ中身が薄いだけにダークな色彩に映える熱く濃い血で色々表現したかったんじゃないでしょうかね
・・・私は悪趣味なのも許容範囲内なので楽しめましたが・・・

それよりも、旅行日記の続きが気になります(笑)
せめてヌートリア様のお話で恵まれない私に旅行気分だけでも味わせて下さい。
では
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Unknown (バオバブ)
2008-01-22 23:10:21
今日観てまいりました。
いやはやヌートリアさん同様わたくしもミュージカルが苦手なのでして、最初から、しまった、そうだったっけと思いましたよ。もともとグロな描写は大丈夫だと自分では思ってはいたのですが、さすがに剃刀のシーンは目をそらしてしまいました。
凄すぎて、げほぉ~~~~
いつからモンティパイソンになったのでしょう。
暫くミートパイは食べれそうにありません。
 
でも、やはりティムバートン好きですよ!
彼の頭の中味に興味津々。
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結構みんな大丈夫なんだ、、 (ヌートリアE)
2008-01-22 23:28:30
こんばんは。
バオバブさま、そうまったく一緒ですね。
みんなの評価見ていると、結構大丈夫な人多いですね。さすが、現代人だなあ。
こういう映画が一番子供には影響があるような気もするけれど、心配しすぎなのかも、、。
明日から第2弾の旅行に行ってきます。寒いときに寒いところに行くというのも、、。
では、また。
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