若い女性が死期を知りどう生きるかという作品「死ぬまでにしたい10のこと」、「永遠の僕たち」を足して2で割ったような映画だなあというのがまずぼくの感想です。
この2作は人生の最後に立ち、立たされ、泣き、諦め、葛藤し、笑い、そして人を愛し、静かに死を受け止めていくその過程がたまらなく身につまされ、今でも心に残る希有な作品の一つです。
誰でも人生を17歳で終えるなんて残酷なことは想像できないでしょう . . . 本文を読む
こういう映画が製作されるだけでも日本ってまだまだ行けると思います。恐らく動員数は多くはならないだろうけれど、それは見るまでに躊躇してしまう時間がある映画でもあるからなのです。
でもそんな不安はすぐなくなった。出演者が子供たちというのはどんな映画でも心を明るくさせる。広くさせる。勇気をもらう。清浄感がいっぱいになる。元気が出る。つまり素晴らしくいい時間をもらうということなのだ。
先生は初授業の時 . . . 本文を読む
リンカーンの人間性に重点を置いた映画だとも言えそうです。で、それって、どんな人間性なの、と自分に問いかける。
偉大なるアメリカ大統領で、もっとも人気のある大統領ってリンカーンかケネディ辺りだろうなあと思う。そんな有名すぎる大統領を描くにあたりスピルバーグは何を画したか、、。
ただの、誰もが知る伝記になることは避けたかったのに違いない。そしてこの映画が現代アメリカに、ある程度「光」を与える内容で . . . 本文を読む
何を書いていいのか分からない。考えるにこの映画はトリュフォーの「華氏451」とは似ても似つかわない代物だということなんですね。自由とかいう前に人間の本源的掘り下げが多少あってもいいのでは。これじゃあ、
セリフにもあったけれど、本のためになんでそこまでするのと言われちゃう、、。
で、そういうことにはもう触れません。
榮倉奈々の現代風(と言っていいのだろうか)しゃべり方も素敵だった。恐らくそのま . . . 本文を読む