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梅田&十三映画日記(1/25~26)

2010-01-29 13:12:56 | 書きとめ日記
朝から目覚ましをかけていつも通りの時間に起きる。今本当に寒い時期なんだが、今年はそう感じない。気温はどうかわからないが、風がびゅんびゅんというのが少ないような気がする。やはり暖冬なんだろう。寒い方が景気が良くなるような気がするんだが、、。

梅田ガーデンシネマへ行く。上映が10時頃だから30分前に行くと、まだ開いていない。地下に降りてコーヒーを飲む。考えたら大したことはないが、こういうのも景気上昇に結びつく行動の一つではないか。時間通りに人間が当たり前のことをしていたら余剰というものはなく、消費が進まない。何か、不景気に立ち向かうヒントはないものか。

とか考えていると時間が迫る。映画は『カティンの森』。テレビでA・ワイダがこれだけは撮りたかったっと言っている執念の作品らしい。父親はまさに映画のごとくこの虐殺に遭遇していたらしい。嗚呼。
最初の導入部から異様な熱気が画面を支配する秀作だ。素晴らしい。だが、こういう事実があったことを皆に知って欲しいという気持ちが充満し、映画芸術的には僕は少々物足りなく思った。ストレートにドキュメンタリーでもいいのではなかったか、と思ったが、、。

午後は十三で小林政広の映画を見る。午後2時過ぎなので少々時間が空いている。
ヨドバシで買い物をする。最近、バッグが重く感じている。鞄だけで1キロオーバー。普通の重さなんだが、年寄りには重い。本等を入れると相当重くなる。何とか軽くしたい。となると、パソコンバッグしかない。売り場では結構あった。一番軽い480gのものを買う。2,3日使っているがやはり楽だ。早く使っておけばよかったなあ。

阪急で久しぶりの第七芸術劇場に行く。西口で降りて商店街に歩く。右側にネギ焼きで有名なお好み焼きの店もある。午後2時過ぎに行くと結構な人。いつもがら空きなのに驚く。最近この映画館はドキュメンタリーものが多く、ご無沙汰だった。いかにもオタク好みの映画館だ。

映画は『ワカラナイ』。なんとも味気ない題名である。題名からでは客を呼べないだろうなあと思っていたら、ぴしゃりといい映像が続く。少年の日常をカメラが最至近距離から写した映像だが、粗い息まで聞こえてきそうだ。これは秀作だ。わざわざ十三まで来てよかったと思う。観客は実年層が多く、みんなまんじりともせず映画を見る。

翌日はベランダで花の世話とかしていたら家を出るタイミングを逸し、今日は外出をやめようかなとも思ったが、無理して出る。
TOHO梅田に行く。ギリアムの新作が見たいのだ。映画は『Dr.パルナサスの鏡』。相変わらずの絢爛たるギリアムの世界だが、主演俳優ヒース・レジャーの死による混乱を感じてしまう。まあ、影響を脚本の変更により最小限にとどめてはいるが、、。ギリアム初見の人はきついだろう。
映画館を出るともう夕方。そそくさと家路に帰る。
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