最近めずらしい僕らが思っている沸々の想いをセリフに託している何気ないシーンの連続感がいい。このいわば本音感はただ事ではない。、、と思います。
けれどもストーリーにならない掛け合いセリフ集合では、映画として成り立たないとでも告げたプロデューサーがいたのかどうか知らないが(映画の冒頭の方のシーンに関連付けしています)、父親が出没してからやたら、劇映画風になってしまいます。それはそれで見せ所だし、泣きどころなのだけれども、普通の映画に成り下がってしまっているきらいもあります。
まあ、ワイドと四角のスクリーンの対比はとても分かりやすかったし、面白かったが、やはり全編的に弱者の心情$本音がストレートに溢れていて、一瞬女優松岡茉優 を人間松岡茉優 と見間違うぐらい、僕はとても共感してしまう。
大好きな映画です。
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