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ZOO (2005/日)

2005-12-25 00:29:27 | 映画遍歴
乙一の作品を映画化。あの、乙一の繊細で独特の世界が映像化されるのかどうか、こわごわ見始めたが、あまり原作から逸脱していず、まあまあの出来。安心したところです。
5編のオムニバスもそれぞれ力作で乙一ワールドに入り込める。
「カザリとヨーコ」の牙。「SEVEN ROOMS]の推理小説好み。「陽だまりの詩」の透き通った死生観。「SO-far そ・ふぁー」の親子のつながり。ただ、「ZOO」だけが原作と似てはいるが全く違うわけの分からない作品となってしまっている。この1作がよければオムニバスでも珍しい珠玉の作品となったろうに、、。
それでも、乙一の透き通った世界はこの映画でも体得できる。
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