セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

天使の卵 (2006/日)(冨樫森)

2006-10-22 23:22:44 | 映画遍歴
小西真奈美、女優として一番美しいそのときに、彼女のためというべき耽溺的、魅惑的なすこぶるピュアな映画が出現した。
市原の現代的な軽い男性ぶりに少々演技が気になったが、後半はそれでも愛に生きてゆく強い男を演じていた。
小西真奈美は「恋愛小説」もそうだったが、こういうピュアな映画はしびれるほどいい。髪の毛の1本1本までが美しく感じられる。素晴らしい映像も彼女に味方している。
とにかくこの映画を主演できる女優は今のところ彼女意外には考えられないほどだ。ただただ素晴らしい。
沢尻エリカもいいが、役柄的にそんな役回りだ。でも、この役で清楚なイメージを通せたのはやはり彼女らしいセンスのなせる技。
最近、こんな美しいピュアで哀しい突き詰めたような映画も珍しい。そのピュアすぎる恋愛世界にどっぷり2時間過ごさせていただきました。最高です。
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