前作、あれほど話題の作品で僕はちょっと本格からほど遠いことと、ゾンビものが好きでなくて低評価でした。そして本作。ヤングがいっぱい出てくるので、感覚は嫌ではなかったが、また今度も好みではないオカルトもの。
こういうのはどちらかというといくらでも嘘が書けるんだよね。純粋の本格ものを信望する吾輩としては、やはりいい加減、といったイメージが付きまとう。
登場人物が少ないので、犯人当てを考えつつページを繰るのであるが、この真犯人の動機がイマイチ。若い読書からはこういったものも歓迎されるのか、とミステリーをずっと読んできた吾輩としては少々気持ちが後退します。
まあ、でも形式は本格を目指しているのは確かであり、ところどころ才能は感じる。読み切ったぞ!
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