セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 94本、 演劇 72本

「沈黙のエール」(横関 大 著) (2013)  85点

2016-01-16 21:18:59 | 読書遍歴

ぼくはあまり本を読んでいて泣いてしまうことはないのだが、この本のラストでそれが舞い込む。部屋で読んでいたわけではなかったので、処置に困惑する。

思いがけない犯人像も面食らったが、まあよしとしよう。それよりもなあ、あのラストはなあ、(ちとしつこいかなあ)、冒頭のシュークリームはずっと覚えてはいたんだがねえ。

最近のミステリーでは広く深くファンを包み込むいい作品でした。掘り出し物だ。こういうのが当時のベストテン選出に入っていないんだよね。考えさせられる。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「人間の尊厳と八〇〇メート... | トップ | 無名劇団「恋人がビッグフッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書遍歴」カテゴリの最新記事