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ホワイトラビット(伊坂 幸太郎 著) (新潮社 2017) 80点

2018-02-20 21:26:36 | 読書遍歴

読みやすくあっという間にラストになってしまう痛快小説だ。伊坂のサービスは過剰で、テクニシャン過ぎると思う節もあるが、でもかなり饒舌で、ひょうきんで、ますます脂が乗っている感がする。

見どころは夏之目課長の部分だろう。特に、ラスト近くの亡き娘、妻との会話に茫然とする。泣かせるなよな。参ったよ。家族がいて、もし自分がそんなことになったらなんて思わなくても、この場面はもう号泣だぜ。

たまらんわい。伊坂は泣かせ上手だ、、。

 


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