旗揚げ公演って、好きだ。今まで培ってきた自分のすべてを素直にそのまま出せてる作品が多く、やはりその人を評価するに一番分かり易い方法だと思う。これは演劇だけでなく、映画でも、小説でも同じではないかとも思う。
そして今回の劇。実に若いひとらしく自由で繊細、なおかつ初々しい作品だ。大人になることの不安、羽ばたきの準備、そして飛翔。みずみずしい青春世界となっている。コミカルな部分には見向きもせず、一心不乱に青春期の揺れる思いを伝えているのが印象的で、切なさも感じる。
最初にこんな演劇を見せてくれたこの劇団、先はもうかなり広がっているよ。自由に好きなように宇宙空間を遊離してください。
楽しみな劇団がまた生まれました。
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