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学生演劇では珍しい自前の脚本で舞台を仕立てる劇団である。若い人の脳裏にあるものを中心に劇は創造されるんだろうが、今回はだらだらしたある夏のSF研究部室から起こる空想劇を仕立て、見事にオモシロ演劇になっている。
その自由さがいい。のびのびと広がる若い人の特権のような青い空。そのまた奥を行く飛行機雲。そんな感じかな。大道具仕立ても立派。まず舞台を見て目を見張るほど。ほとんどの演劇部員が出演しているのだろう、大勢の役者陣。一人一人に配役を与え、その本に心温まる思いが伝わっている。
劇は最後、リフレインを使用し、デジャブのテクを使い、ジ・エンド。あの芸術創造館の大きな舞台が狭く見えるほど大勢のごった煮のような役者たちが舞台狭しとダンスをする。楽しい。若い人を見ているだけでこちらもエネルギーをもらう。
いい休日だった。
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