ごたごた長い題名でよほど出来に自信がないのかなあと思ってしまう。マネとモリゾの間に恋愛関係が、なんて思わせる内容ですが、、。
ところがこちとらが思ったような展開にならないので少々苛々しちゃうんですよな。まあこれを下種の勘繰りなんていう言葉で表しちゃえばもうそれで終わりですが、どうにも恋愛的には肩透かしの感あり。(実際は分からんけどね)
ということで、あの敬愛するマネの描き方も思ったより風評を気にしていたり(あの印書派展に出品しない理由はほんとかな?)マネ観を貶める印象もあり。
ルノワールなりモネをもっと登場してくれればそれなりに幅広な作品になったものを、どうも面白くない。映画にもあったようにマネの弟と結婚するわけだから、立ち入った恋愛沙汰にはできなかったのかも、、。伝記ものだからあまり深く入れなかったかもしれませんナ。こればっかりはなあ。
途中戦争でマネが徴兵されたりして展開的に光る部分もあります。伝記ものは何か我々凡庸な人間にも何かを与えてくれる作品でないと感動には至りませんなあ。
題名に偽りあり! たいした秘密はありません。
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