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ハリウッドランド (2006/米)(アレン・クルーター) 65点

2007-07-18 21:29:57 | 映画遍歴
アメリカ映画って、こういう内幕暴露ものってっ結構好きなんだよね。今回も、スーパーヒーローの元祖中の元祖スーパーマンの超人気俳優の悩みと野心。
でも、これって、現に今でもこういうことが多いと聞いていますね。ひとつのイメージが強すぎると帰ってやりづらくなるものですよ。俳優でも作家でも、歌手でも、みんなそうですね。
そんな一人の男の死の原因はなんだったんだろうか、、というある意味「藪の中」めいた映画なんだが、一人の男の人間像にまでは深く達しなかったのは何故だろうか、、。
ベン・アフレックは巨象になった感じで、腹も出っ張ってそういう意味では力演。恐らく重要な役なんだろう、スポンサー兼愛人のダイアン・レインがパンチが効かないねえ。この人は若いときは良かったけれど、年を食ってからは華やかさと強さが全くなくなってしまい、主役ははれない気がするなあ。ということで、この役は彼女では無理。安易な役に成り下がっている。
アメリカ人と日本人とでは当時の社会状況等かなり思い入れも違うので評価は日本ではひょっとしたら危険なのかもしれない。
ベン・アフレックがこの作品で何かを吹っ切ろうとしているのだけは分かった。

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