何ら関係なさそうに見える人たちに一人の女が入り込んでくる。この女は一体全体何者なのか?
読みやすい文章、興味あふれる題材、描写も面白くほぼ一気読みである。
ところが、刑事たちに.の視点でページが繰られる頃から、何やら戸惑うように変な展開になる。謎の女が想像以上に同情できない女であることに違和感もある。
後半まで面白かっただけに、ラストの描写は残念至極。読後感も当然悪い。これほどいい悪いの激しいジェートコースターもどきは伊岡では珍しい。
ミステリーとしてはそこそこ水準を越えてはいるが、、。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます