キネ旬の年間ベストテンが発表された。
今年は外国映画一位は「グラン・トリノ」か。評判は高かったけれどイーストウッドの主張が強すぎて引いてしまった映画だった。結局はなんだかんだ言って、自殺の映画なんだ。社会のためというより自分のために死ぬ、それそのものが少々女々しいと思った。その点同監督の「チェンジリング」は全篇観客の気持ちをしっかりと捉えていて秀作中の秀作だと思う。
嬉しいのは僕がベストに掲げた韓国映画「チェイサー」が堂々4位にランクしていることだ。一部にしか評判にならなかったのでこれは嬉しい。この映画は全篇2時間を超えていたと思うが、目が画面からひと時も離せなかった。ものすごくエネルギーのある映画だった。広島出張のとき、映画館の前でしこたまビールを飲んで見たのに、目が爛々と光っていただろう。
日本映画は一位が「ディアドクター」。これは完全無欠、欠点のない映画で、映画の基本を十分味わえる秀作。いわば優等生映画だ。僕も買っているが、しかし心にヅカヅカと入ってくるものは少なかった。映画の限りない可能性を感じる「ウルトラミラクルストーリー」を今年はベストにしたのだ。
2010年も始まった。すでに7本も見てしまったが、天六で見た「天使の眼、野獣の街」、ここの映画館で見た秀作はほとんど記憶がないが、この映画はいい。何気なく見た映画でこれほど気持ちを高ぶらせた映画も久しぶりだ。これだから映画は見てみないと分からない、、。
今年は外国映画一位は「グラン・トリノ」か。評判は高かったけれどイーストウッドの主張が強すぎて引いてしまった映画だった。結局はなんだかんだ言って、自殺の映画なんだ。社会のためというより自分のために死ぬ、それそのものが少々女々しいと思った。その点同監督の「チェンジリング」は全篇観客の気持ちをしっかりと捉えていて秀作中の秀作だと思う。
嬉しいのは僕がベストに掲げた韓国映画「チェイサー」が堂々4位にランクしていることだ。一部にしか評判にならなかったのでこれは嬉しい。この映画は全篇2時間を超えていたと思うが、目が画面からひと時も離せなかった。ものすごくエネルギーのある映画だった。広島出張のとき、映画館の前でしこたまビールを飲んで見たのに、目が爛々と光っていただろう。
日本映画は一位が「ディアドクター」。これは完全無欠、欠点のない映画で、映画の基本を十分味わえる秀作。いわば優等生映画だ。僕も買っているが、しかし心にヅカヅカと入ってくるものは少なかった。映画の限りない可能性を感じる「ウルトラミラクルストーリー」を今年はベストにしたのだ。
2010年も始まった。すでに7本も見てしまったが、天六で見た「天使の眼、野獣の街」、ここの映画館で見た秀作はほとんど記憶がないが、この映画はいい。何気なく見た映画でこれほど気持ちを高ぶらせた映画も久しぶりだ。これだから映画は見てみないと分からない、、。
日本映画
1位 ディア・ドクター(ぴったり合致しました)
3位 劔岳 点の記(木村大作監督の初メガホンは、本職の撮影はさすがに満点をつけますが、演出はやはりぎこちないところがあったと思います)
9位 誰も守ってくれない(悪くはないですが、わざわざ映画にしなくてもTVドラマで充分な内容と思いました)
外国映画
8位 スラムドッグ$ミリオネア(よかったと思いますが、ちょっと調子がよすぎるところもあったと思います)
ヌートリアEさんが激賞しておられる、3位の「チェンジリング」は、明後日にテレビ放映されるので楽しみです。
あと、私が観た2009年作品の中で、ベストランキングに入れたいのは、
フランス映画「HOME 空から見た地球」です。身震いするようなドキュメンタリーでした。
あと一作品「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」も下位にランクしたいです。若から老へ。そして死を迎える。そういうオーソドックスな人生こそ、幸せなのだ。と実感できました。
「HOME 空から見た地球」は未見です。今度見たいと思っています。
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」も好きな映画です。演出もいいタッチでした。でも、ブラビ目当てが目立ちましたね。(あの年で少年に戻れるなんてすごいですが、、)
これだけ数だけは多い僕の映画鑑賞でしょうが、まだまだ見逃しているのも多いんでしょうね。
頑張ります。
では、また。