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身代わり( 西澤 保彦 (著) 幻冬舎 2009) 75点

2010-04-28 22:52:27 | 読書遍歴
久々の西澤作品。ほとんど初めてみたいなものだけど、その若々しい文体と会話に驚いてしまう。見事現代大学生の言語が語られる。
飲み会での彼らの会話はでも僕にはとても饒舌過ぎて退屈。それほど本筋とは関係なくもあり、これが西澤の特徴なのかな。
一見関係ない二つの事件がグーンと吸引力を持ち始めるくだりは確かに面白いが、素材が古臭い交換殺人とは、、。ちょっとずるい気も。
300ページのある小説だが、でも読みやすくあっという間に読んでしまう。これも西澤の特徴なのかな。昔読んだ本はほとんど忘れてしまっている。頼りない読者ですねえ、、。

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