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バットマン ビギンズ (2005)(クリストファー・ノーラン)

2005-06-18 21:34:49 | 映画遍歴
ひどく楽しんでしまった。手作りバットマンの新鮮さ。出演者の超豪華さが完全プラスに出ていること。そして何よりも007並みの秘密兵器の楽しさ。それを屈指してのチェイスのカメラ。いやあ、最高です。娯楽作での満足度100%です。
じっくり両親とその思想、ゴッサムの町を説明しているのがくどいようで、単なるバットマンでない所以だろう。
バットマンがスーパーマンみたいに超人でないのがいいね。そう、まったく普通の人間なんだもん。これが一番面白かったユニークな部分。
いざという時に助けに来てくれたのがこうもりの大群というのもものすごく好感が持てた。
俳優陣はマイケル・ケインが得な役だけどそれでもいい。リーアム・ニーソンはうまい。ゲイリー・オールドマンはほんと地味な役作りをしているが、「ハリポタ~」といい最近はよく見ないと分からなくなった。モーガン・フリーマンは軽い名前連ねという感じ。
ライナス・ローチも前作「フォーガットン」もよかったし、10年前には「鳩の翼」「司祭」で売り出した俳優だった。中年になったほうがハンサムなので、じっくり落ち着くのだろう。本作は重要な役どころをなかなか印象的な演技。
問題は渡辺謙とケイティ・ホームズ。渡辺は日本人だから思うところなんだろうけれど、出番が少なすぎる。あっという間にいなくなってしまう。これは最後のほうで復活してくるなあと待っていたけれど、肩透かしだった。ケイティ・ホームズは唯一の花なんだけど、悪いけれどもブスっぽい。あの画面を支えるにはかなり違和感がある。(T・クルーズの感覚を疑う。、、これは言い過ぎ。ごめんなさい。)
でも、映画の楽しさを2時間20分ずっと感じていました。こんな思いは昨年の「ロード・オブザリング王の帰還」以来です。
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