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必死剣 鳥刺し (2010/日)(平山秀幸) 70点

2010-07-14 14:48:38 | 映画遍歴
馬鹿殿のお家騒動に巻き込まれた家来たちの悲劇と、暗黒の世界にそっと咲いた一輪の花。題名から推測されてはいてもその迫力十分の殺陣は映像ならではの息を飲む秀逸モノ。そこらの一連の時代劇とは一線を画している。

しかし、ほんと馬鹿殿のために本来主君と崇めるべき人物まで殺戮しなければならない従業員の悲哀は現代の社会にも通じるところがあります。この映画を見て実は僕はそのことに一番痛く胸を突きます。【平山秀幸】にすれば少し流した感もなきにしもあらずだが、敢えて言えばシンプル過ぎたでしょうか、、。

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