「箱入り息子の恋」が絶品で、その後いろいろ映画を見ているが、どうもあの作品を超えるものが見えないなあ、、。ひょっとして、市井のことを過大評価してしまったのではないか、とまで思ってしまうぐらいこの作品もそれほど見どころがない。
話の展開はスムーズで、確かに飽きさせないんだが、どうもどれを取ってもフツーの出来なんだ。これがどうも許せない。
恐らくほかの人も意見をおっしゃると思うけれど、ラストがいけない。あの、両親の〇〇を見つけてからがどうも光っていない。肝心のところなのに、こちらにお伝わってこない。だって、ご両親のあの状態が10年間もあのままだったなんてことあり得んでしょうが、、。
ここは分かっていて敢えて、通してしまったんでしょうが、やはり違和感がありますね。ここで僕のこの映画も止まってしまいました。
新井浩文おそらく最後の出演だったろうに、演技としてはそれほどでもない。いい役者だたのになあ、、。ましてや、尾野真千子に至っては、彼女の本領の出すところも皆無の役柄。気の毒です。エンドクレジットを見ていて、榊原ルミにドキッとしたけど、、。
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