コメディなんだが、題名から窺い知れるようにヒューマンだと分かっていて観客は見ているわけである。で、結果その通りなんだけど、途中は結構主人公の悪人振りが際立ってしまい、またその部分も長いから、いつ目覚めてアットヒューマンな展開になるのだろうとみんな期待して見ている。
それまでの間は長いとは思ったけれども、先生が人間性に目覚めてから30分はなかなか見事であった。特にチャ・スンウォンの演技はかなり秀逸。
最初の悪徳先生のときは人相も凄みを見せている。その後のコミカルな表情などうまくなったと思う。人間性に目覚めてからは表情がやわらかくなり、その変化ぶりはうまい。
特に父親の葬儀での床に付しての号泣は顔を見せることなく、手、頭で揺れ動く心理を演じきっている。
まあ、それほど綿密に作った脚本ではないが、一本のヒューマンな映画としては及第点ではないか、と思う。
それまでの間は長いとは思ったけれども、先生が人間性に目覚めてから30分はなかなか見事であった。特にチャ・スンウォンの演技はかなり秀逸。
最初の悪徳先生のときは人相も凄みを見せている。その後のコミカルな表情などうまくなったと思う。人間性に目覚めてからは表情がやわらかくなり、その変化ぶりはうまい。
特に父親の葬儀での床に付しての号泣は顔を見せることなく、手、頭で揺れ動く心理を演じきっている。
まあ、それほど綿密に作った脚本ではないが、一本のヒューマンな映画としては及第点ではないか、と思う。
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