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借金取りの王子(垣根涼介/著 )(2007 新潮社) 80点

2009-04-08 15:27:22 | 読書遍歴
リストラ請負社に勤める凄腕社員を主人公にした第2弾。

またまた面白い。何かなあ。人の深いところでの心根が鋭く描かれているからかなあ。女性の気持ちもうまく描かれている。あまりに詳細でリアルなので、作者の垣根涼介はひょっとしたら女なのではあるまいか、と思ったほどである。


特に中ほどのこの短編集の題名にもなっている「借金取りの王子」は電車の中で読み終わったが、不覚にも泣いてしまった。感動篇であります。ああ、また次が読みたいよ。

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