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そして、ひと粒のひかり (2003/米=コロンビア)(ジョシュア・マーストン)

2006-06-05 22:27:45 | 映画遍歴
全体に強い芯のある映画だ。大人になりきれない女の子がふと転落してゆく青春ものでは決してない。彼女の行動にはすべて意思が見える。むろん、麻薬を運ぶときにもいろいろなことを想定してから自分の意思で選ぶのである。だから、悪夢を見たとしても彼女は後悔しない。いつも前を向いている。
この辺りが通常の転落ものでない女性映画である。
ブツを体に飲み込んで、入国するまでのいきさつは手に汗を握るスリル感がある。何か、新しい映画の息吹を感じる。
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