もう見ないでおこうと思いながらついついまた見てしまう映画、それが海猿だ。ほんと、いつも同じパターン、シチュエーションで性懲りもなく、、何故なんだろう。
時任三郎が「みんなおなじだ。僕たちはつながっている。」、家族を想う、恋人を想う一途さ、そしてラストのメイキングシーンのスタッフたちと観客との繋がり等々、これらは4作とも全く同じなのだ。
そして何より途中でじわじわ出て来る半端じゃない涙の量。僕が年行きだからかこれがものすごい量。いつも館内が明るくなってもまともに顔を上げられないほどだ。(トイレ直行します)
そして今回は冒頭の巨大船の沈没、真打ちのジャンボ旅客機の会場着水など予算を贅沢に使う爽快さが日本映画では珍しくて心地よい。
でもねえ、もうお毎度になってしまったが、あの吉岡の生還はいくらなんでも海中に放置された時間から考えてもマンガチックすぎるゼ。せめて多少意識が戻るぐらいにした方がとも思うが、、。また、結婚を渋る理由があれだとは少々観客反応としては肩透かし気味ではないのか。
とは言え、1800円は意外と惜しくない映画なのだ。だからみんなこぞって行くんだろうなあ、、。けどなあ、もうそろそろいい加減にしてくれよな。何をって?これは自分に言い聞かせてます。
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