別にどうということのない普通のホラーでした。何故それほど騒がれたのか、まあ、分かる気もするけれど、それは、ちょっとしたテクニックレベルでしょう。全体に抑制された作りなので、最近のホラーとは少しトーンが違う。
まず、老人ホームを訪問するショーから始まるが、老人どもの薄気味悪いこと。ここからすでに主人公は被害者なのである。
その後、彼の出現で何故こんなに村の人間が歯車を崩していくのかは分からないが、一応テーマは「愛の不在」なのである。
ホラーの形態をとっているけれども「愛の物語」である所以である。
僕が一番怖かったシーンは、バーで一人の男がピアノを弾き始めると徐々に男どもがゆらゆら変な踊りをし始める。ああ、「現代の狂気」と言える場である。
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まず、老人ホームを訪問するショーから始まるが、老人どもの薄気味悪いこと。ここからすでに主人公は被害者なのである。
その後、彼の出現で何故こんなに村の人間が歯車を崩していくのかは分からないが、一応テーマは「愛の不在」なのである。
ホラーの形態をとっているけれども「愛の物語」である所以である。
僕が一番怖かったシーンは、バーで一人の男がピアノを弾き始めると徐々に男どもがゆらゆら変な踊りをし始める。ああ、「現代の狂気」と言える場である。
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