うーん、あまり素直といえない映画ではないか、というのがまずの感想です。
描いているのがキョーサン主義騒動という手法ですが、子供から見た視点とはいえ、主義に熱中している大人たちがあまりに幼稚すぎて、どうせやるなら徹底的に戯画的にやるとかすれば風刺的な広がりもあるものを、中途半端な捉え方で子供のみの視野がクローズアップされただけであったようだ。
例えば超金持ちから貧乏に陥るとか、両親の環境変化による子供の成長映画って結構あるけど、そういう時は両親が頑張っているよね。ところがこの映画は両親をそういう風に作っていない。いかにも子供に気持ちが行くような演出である。
どうせならもっとキョーサン主義を徹底的にコミカルにすればよかったのではないか、と思うが、、。しかし、通常とは違いプチブルからキョーサン主義という逆説並みの行動自体がコミカルといわれればそうではありますが、。
まあ、でもそれなりに子供たちが環境に適合していくさまはやはり女性監督ならではの繊細さも感じられる。ラストもうまく収めたなあという感じ。
描いているのがキョーサン主義騒動という手法ですが、子供から見た視点とはいえ、主義に熱中している大人たちがあまりに幼稚すぎて、どうせやるなら徹底的に戯画的にやるとかすれば風刺的な広がりもあるものを、中途半端な捉え方で子供のみの視野がクローズアップされただけであったようだ。
例えば超金持ちから貧乏に陥るとか、両親の環境変化による子供の成長映画って結構あるけど、そういう時は両親が頑張っているよね。ところがこの映画は両親をそういう風に作っていない。いかにも子供に気持ちが行くような演出である。
どうせならもっとキョーサン主義を徹底的にコミカルにすればよかったのではないか、と思うが、、。しかし、通常とは違いプチブルからキョーサン主義という逆説並みの行動自体がコミカルといわれればそうではありますが、。
まあ、でもそれなりに子供たちが環境に適合していくさまはやはり女性監督ならではの繊細さも感じられる。ラストもうまく収めたなあという感じ。
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