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肩ごしの恋人 (2007/韓国)(コ・ユニ) 70点

2008-09-23 22:29:19 | 映画遍歴
30代の女性の生の声を聞かなければならない、男にとってはきついところがある映画である。でもある意味、女性の本音が分かるから勉強になる映画でもある。

原作が日本人であることは後で知ったが、まあ韓国でも別にそう違和感はない。女性の不倫に対する捉え方と、安定しているはずの主婦が自虐的に崩れていく様は、我々男どもには理解できない代物であるからにして、ただそうなんですか、と映像を眺めているしかないわけですが、まあセンスのいい映像と生活感のない女性像を見させていただいて退屈はしない。

ただやはり男が描かれていないので、女性が満足しうる映画ではあっても男性はこの映画を見て何も感じるところはないであろう。そういう意味で不思議な映画では
ある。

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