ノーベル賞作家マルケスが原作、ハビエル・バルデム主演の純愛映画という聞くだけで映画ファンは気もそぞろになります。ラテンの熱い温度が映像にどこまで出ているか、、。
ハナシは男が初恋を成就するために50年以上かけてじっくり女を待つという気の遠くなりそうな恋物語です。今で言うと完全ストーカーです。通常の女性であればキモ過ぎて恐ろしいホラーになりそうな話ですが、そこは文学に昇華させると大河のようなラブストーリーになってしまうから不思議です。
この映画を見ていて女って、愛されることがとても重要だというのが分かる。しかもそれが基本中の基本なんだということも、、。老後の恋愛を(老いらくの恋はキモいと)娘にさえ非難される始末だが、憤然と抗議し娘を勘当してしまう女の強さ。でも、常識的には娘の気持ちも分からないではない、と思える。
プラトニックラブという一種の極めつけの愛情が50年以上じっくり燻り出されたらこういうこともあろうなあ、とは思うけれども、でもやはり文学的なのです。それは男だから出来ることでもあるのかもしれないんです。逆の立場で、女がそうなるというのは、恐らく現代では考えられないでしょうね、、。
映画はそんな流浪した男の気持ちを中心に展開していくが、文学の映像化というよく見られるメリハリのない演出がドラマチックさを感じさせず、男女の不思議な愛を第三者的に覗いているような気にさせる。男の方も禁欲はせず、600人以上の女性と猟人日記風の交渉をしているからしてただ50年以上待ち続けたわけでもない、というのも感動から遠ざけている一因でしょう。まあ、世の中ごまんと人がいるからこういう人がいても不思議ではないでしょうが、、。
ハナシは男が初恋を成就するために50年以上かけてじっくり女を待つという気の遠くなりそうな恋物語です。今で言うと完全ストーカーです。通常の女性であればキモ過ぎて恐ろしいホラーになりそうな話ですが、そこは文学に昇華させると大河のようなラブストーリーになってしまうから不思議です。
この映画を見ていて女って、愛されることがとても重要だというのが分かる。しかもそれが基本中の基本なんだということも、、。老後の恋愛を(老いらくの恋はキモいと)娘にさえ非難される始末だが、憤然と抗議し娘を勘当してしまう女の強さ。でも、常識的には娘の気持ちも分からないではない、と思える。
プラトニックラブという一種の極めつけの愛情が50年以上じっくり燻り出されたらこういうこともあろうなあ、とは思うけれども、でもやはり文学的なのです。それは男だから出来ることでもあるのかもしれないんです。逆の立場で、女がそうなるというのは、恐らく現代では考えられないでしょうね、、。
映画はそんな流浪した男の気持ちを中心に展開していくが、文学の映像化というよく見られるメリハリのない演出がドラマチックさを感じさせず、男女の不思議な愛を第三者的に覗いているような気にさせる。男の方も禁欲はせず、600人以上の女性と猟人日記風の交渉をしているからしてただ50年以上待ち続けたわけでもない、というのも感動から遠ざけている一因でしょう。まあ、世の中ごまんと人がいるからこういう人がいても不思議ではないでしょうが、、。
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