
何か見たことのある映画だなあと思い始めたけれど、新作だというし、でも見ていてこれは原作を読んだことがあるのかな、と思った。でも中盤の劇中劇でこれは見たことのある映画ではないだろうかと思い始めた。
帰って調べてみると、何と同監督が7年ほど前に『十三通目の手紙』という映画を監督していた。そして製作者も同一人物であった。つまり、焼き直しの映画ということであったのだ。前作はジャズだったのが今回はビートルズのレコード。プロットもほとんど前作と変わらず。
この焼き直しの意味が何なんだろうか、と不思議がる。前作同様出演者は一面豪華だが、地味目でもある。往年のスターだった人もかろうじて役を演じているが、探偵役の【金子昇】以外は重要な役もそれほどない。【池上季実子】【田中健】【高橋ひとみ】はどうでもいいような役。それほど演技を必要とはしないのではあるまいか。
前作同様、やはりパラソルチョコレートがモチーフ的に素晴らしい。
今回は唐突な感もあったが、神様と宗教論というのも面白く、感じ入るものがあった。シチュエーションもいかにも演劇的な素材であり、プロットもミステリー的には秀逸だが、僕にはどうしても前作とダブる部分があり、素直に喜べなかった。ただ、ラストのレコードの登場はなかなかのもので、頭が下がる思いがします。これがやりたかったのかなあ。
帰って調べてみると、何と同監督が7年ほど前に『十三通目の手紙』という映画を監督していた。そして製作者も同一人物であった。つまり、焼き直しの映画ということであったのだ。前作はジャズだったのが今回はビートルズのレコード。プロットもほとんど前作と変わらず。
この焼き直しの意味が何なんだろうか、と不思議がる。前作同様出演者は一面豪華だが、地味目でもある。往年のスターだった人もかろうじて役を演じているが、探偵役の【金子昇】以外は重要な役もそれほどない。【池上季実子】【田中健】【高橋ひとみ】はどうでもいいような役。それほど演技を必要とはしないのではあるまいか。
前作同様、やはりパラソルチョコレートがモチーフ的に素晴らしい。
今回は唐突な感もあったが、神様と宗教論というのも面白く、感じ入るものがあった。シチュエーションもいかにも演劇的な素材であり、プロットもミステリー的には秀逸だが、僕にはどうしても前作とダブる部分があり、素直に喜べなかった。ただ、ラストのレコードの登場はなかなかのもので、頭が下がる思いがします。これがやりたかったのかなあ。
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