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BG、あるいは死せるカイニス(石持 浅海 東京創元社 2004) 75点    

2007-03-18 10:57:43 | 読書遍歴
奇異というべきか、今まで読んだことのないような小説である。これがミステリーというのも、少々種明かしが強引過ぎるから、いまいち納得しづらい部分もあるが、いやあ、面白いです。すごいです。こんなことを考えるだけでも壮絶です。
主人公が女子高校生なので、とても読みやすく楽しかったなあ。
こんなことを考える、石持 浅海氏はひょっとしたら男性だと思っていたけれど、女性かもしれないなあ、なんて読んでから性別調査をすることにしました。
やはり、男性でも女性でも、石持 浅海はものすごい才能の持ち主です。

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