常にアドリブ的で、ストーリー性を特に持たなかった山下敦弘監督の映像だったが、たるい、僕達が常に感じている日常の中に、非日常の空間を強引に入れドラマというものを再現し、見事、不確かで不安である現実を軽い存在論的に、かつ本格的に映像化している。
このタッチは今村昌平に通じるものがあるかなあ。実に面白い。
冒頭の俯角的な映像からドキモを抜かれるが、その後の死体検案シーンからの蘇生シーンの斬新さ。風格が出てきましたね。
こんなに変化するというか、成長する監督と思っていなかったが、前作「リンダリンダリンダ」は小津安二郎の感覚を放っていた。
まだまだ変身するね。期待するところ大だ。
通常だと思われていた人間が徐々に破綻していく様がこの映画のポイントだが、新井浩文が相変わらずうまい。
だが、新井浩文 、少々体が丸くなってきたなあ。研ぎ澄まされた演技をする役者なので、出来得ればスリム化を期待したい。
何か、1960年代の不条理的な映画の再来と見たが、本人はどうなんでしょうか、、。
このタッチは今村昌平に通じるものがあるかなあ。実に面白い。
冒頭の俯角的な映像からドキモを抜かれるが、その後の死体検案シーンからの蘇生シーンの斬新さ。風格が出てきましたね。
こんなに変化するというか、成長する監督と思っていなかったが、前作「リンダリンダリンダ」は小津安二郎の感覚を放っていた。
まだまだ変身するね。期待するところ大だ。
通常だと思われていた人間が徐々に破綻していく様がこの映画のポイントだが、新井浩文が相変わらずうまい。
だが、新井浩文 、少々体が丸くなってきたなあ。研ぎ澄まされた演技をする役者なので、出来得ればスリム化を期待したい。
何か、1960年代の不条理的な映画の再来と見たが、本人はどうなんでしょうか、、。
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