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脇役物語 (2010/日)(緒方篤) 55点

2010-11-11 15:07:59 | 映画遍歴
この題材はかなり面白そうだと期待していたんですが、、。

カットの終わりがダラーんと長く微妙に変。この微妙なぎこちなさが全体に続きます。

脇役と言ってもスティール写真に立派に警官役で載っているから助演役ぐらいと思える。これだと脇役というイメージからちょっと違うかな、という感じ。わびしさももちろん出て来ない。

そして父親が劇作家の大家。大きな家。わびしさなんか元々描く気がなかったようだ。

そして、【永作博美】との恋愛。でも映像ではいつから恋愛になったのか判然としない。それは【永作博美】にしても同じ。何とかしてほしい。無理やりの恋愛映画って見たことがないよ。

主役が若いイケメンに変わったと思ったら、年齢もかなり違う主人公にバトンタッチ。どんな映画なんだ。しかし、ウディ・アレンのリメイク映画だという。洒落のつもりなんだろうか、ずいぶんと失礼ではないか。そしてなんと最後では主人公が女性の【永作博美】に変更される。ウディ・アレン、こういうの聞いたら怒るのでは。

また例のネットカフェの憤り場面。ハズカシイです。

まだまだ未熟というと怒られるかもしれませんが、豪華な出演者に守られた割には、かなり不出来の映画ではないでしょうか、、。

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