今、急に大人気の画家をモデルにした労作であります。忘れ去られていた画家であるが、その現代における意味合いとはと考えていた僕は、大いにテーマが違っていたので少々驚く。
絵を描くきっかけとなったのは妻の自死であり、妻の弟との葛藤がそれに輪をかけるという深い伏線がどうも僕には奇妙に思えて、なかなか馴染むところに行かなかったが、それでも読み物としては、一人の男の人生を川の流れに模して描く筆跡に読み進めるのに躊躇は要らぬ。
江戸時代を背景に時代ものとして読む分には力作だと思う。
今、急に大人気の画家をモデルにした労作であります。忘れ去られていた画家であるが、その現代における意味合いとはと考えていた僕は、大いにテーマが違っていたので少々驚く。
絵を描くきっかけとなったのは妻の自死であり、妻の弟との葛藤がそれに輪をかけるという深い伏線がどうも僕には奇妙に思えて、なかなか馴染むところに行かなかったが、それでも読み物としては、一人の男の人生を川の流れに模して描く筆跡に読み進めるのに躊躇は要らぬ。
江戸時代を背景に時代ものとして読む分には力作だと思う。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)
読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。