セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

オーシャンズ8 (2018/米)(ゲイリー・ロス) 70点

2018-08-16 20:31:53 | 映画遍歴

あれ、館内が女性陣大勢。男性はカップルの人のみ。うーん、見る前から女性映画なんだね。今までとは180度違う現代版女性映画である。

いやあ、男性である吾輩からしても、マネーランキングに立脚するきらびやかな女優たちを見るのはもうぞっこんの喜びであります。サンドラが目立つ主役で、極みの化粧ぶりで、そりゃあもう美しい。ケイトも抑えた美で対応し、サンドラと拮抗している。そして、豊満(?)な魅力たっぷりのアン。見せ場はそれぞれ用意されている。

ヘレナはこういう役どころはいつもの演技力を生かせず不発だったが、他の4人の女優陣はそれぞれ個性的な役柄で、魅せます。いやあ、爆発しとるような女優陣のあでやかさでごわすなあ。

でも、男性版オーシャンズと比較しているわけではないが、冒頭の万引きといい(ちょっとひどい)、立派に宝石を商売している有名メーカー(の従業員)に対して、こんなにコケにしていいのかどうか、考えるわけよ。

そして、警察の存在がないとまで思えるあんな都合がよすぎる展開に、唖然とする吾輩であります。あのまま、やってのけるわけないだろうが、と思うわけであります。

エンタメだから、と無理に自分を抑えても、それでもなあと思う。犯罪を犯す大義名分がなさすぎるのだ、と普段頭の柔らかい吾輩、今回ばかりは8人の女優をただただうっとりと見ているだけの映画鑑賞ぶり。女性の観客は全く違うんだろうなあ、、。

やはり女性映画だよ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイトルはそこにある (東京... | トップ | 「ハナタカ」(作・演出:林慎... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画遍歴」カテゴリの最新記事