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聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社文庫) (2018 井上 真偽) 85点

2022-04-27 17:45:03 | 読書遍歴

本格ということでしたら、やはり超本格でしょうな。何しろ結婚式での3人の毒殺に絡む解決ロジックがなんと数えたわけではないが、10種以上も、、。これにはたまげました。まだまだミステリーの世界でこんな珍書も出て来るんですな。スゴイです。

人間が書けてないとかいう人が続出でしょうが、別に本格エンタメだと思えば、面白ければいいのではないか、と考える。

この手の緻密な名推理はかなり頭のいい人だけが許される分野でしょう。そこを買いたい。感心いたしました。一粒で二度おいしい、そんなミステリーです。


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