
結構ムズイ中にもコメディ調の明るい香りのする芝居である。死体が消えたり、クスリが出て来てミステリーっぽく作り込み、この不条理劇に新風を吹き込もうとしている。
生者と死者、地下と地上で生息する人々など深く考えれば考えるほど分からなくなってくるのは、僕の人生経験が足りないせいか、と思わせる展開だ。
いつも思うが、第2劇団とsputniktって、境目がなくなっているのでは、と思われるほど出し物、俳優陣がほぼ同じであります。結構、演劇を見てるけど、これはレアではないか、と思います。
前に見た「ハルカチカ」も今でもまだ印象に残っているほど難しい作品でした。今回はそれほどではないが、これが彼らの個性なんだろうなあ。何とも頼もしい孤高の道を歩む彼らに拍手を送る。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます