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さよなら夏休み (2010/日)(小林要) 60点

2010-10-27 13:54:24 | 映画遍歴
最初クレジットで子供向き、家族向きなどという表示を見る。気にしないで見ていると、、。

やはり内容がちょっと前時代的というか、古い、フルスギます。もう使い古された題材を性懲りもなく再利用しているという感じです。(言いすぎかな。)内容はさておき、演出が少々ぎこちないです。俳優への演技のつけ方にこれはないだろうというシーンも散見されました。

たとえば、冒頭、母親に捨てられた主人公の心の闇とかはその後一切触れらていず、その後の話に脈絡もないこと。また、相も変わらず白血病のお涙映画で、普通に生活をしていた女性教師が、即入院、そしてあと何カ月なんて、というあり得ない病状なので、少々鼻白む。

主人公が恩師の葬式に出席するも次の日だったか、もう墓参りをしている。(そんなことは岐阜ではあるのかな?)また、感動的になるはずの女性教師の瀕死の状態にみんなで自転車に駆けつけるシーンの合間の合間の、しつこいほどの郡上八幡の踊りの挿入シーン。とても苛つきました。郡上八幡の自然風景でもよかたっだろうに、、。

でも、やはり涙だけはかなり出しちゃいましたから、演出方法を変えれば佳作にはなった作品だろうと思いました。メチャけなしてすみません。

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