まるで変身して一躍サッカーファンになったような【ローチ】のおどけた新作です。彼がこんなにサッカー好きだとは思わなかったけれど、真髄からそれだと認識した次第です。
心に悩みぶつぶつつぶやくとそこに敬愛するスターが目の前に入る、といったもう少年っぽいお茶目さが目立つ展開で、サッカーファンでもない僕は少々白々しくもなるが、それでも「パスこそ最高、仲間を信じることから始まるんだ」といったメチャ明るい解放感にはもうこちらがあきれるぐらい。
その郵便仲間でバス3台でやくざ邸に押し掛けるラストはどう考えても現実的ではないが、これはある意味寓話なのであります。仲間がいるということの幸せをほとんど感じられない現代人には途方もない空想事ととも思われますが、庶民が切なく生きていく現代においては自分はもとより他人を信じるのが唯一の一縷の望みとなるんでしょう、、。
これを【ローチ】の開き直りと見るか、新たな出発と見るかは次回作を見ないと分からないでしょう。でも、こういう可愛い作品も【ローチ】はお手のものにしているんですよね。余裕です。
心に悩みぶつぶつつぶやくとそこに敬愛するスターが目の前に入る、といったもう少年っぽいお茶目さが目立つ展開で、サッカーファンでもない僕は少々白々しくもなるが、それでも「パスこそ最高、仲間を信じることから始まるんだ」といったメチャ明るい解放感にはもうこちらがあきれるぐらい。
その郵便仲間でバス3台でやくざ邸に押し掛けるラストはどう考えても現実的ではないが、これはある意味寓話なのであります。仲間がいるということの幸せをほとんど感じられない現代人には途方もない空想事ととも思われますが、庶民が切なく生きていく現代においては自分はもとより他人を信じるのが唯一の一縷の望みとなるんでしょう、、。
これを【ローチ】の開き直りと見るか、新たな出発と見るかは次回作を見ないと分からないでしょう。でも、こういう可愛い作品も【ローチ】はお手のものにしているんですよね。余裕です。
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