相変わらず手持ちカメラ撮影がまさに我々がイラクのそこにいる感覚が色濃く出ていて出色の出来。ただ、政治色はあるようで実はそれほどでもなく、ボーンシリーズをただイラクに持ち込んだ感じも無きにしも非ず。
所詮エンタテイメントなんだから、細かいところを指摘するのは愚の骨頂とも言える。イラクの大量破壊兵器が事実無根だというのは既定のことだから製作できた映画なのだということを我々は知らなければならない。その意味では事実無根だと知っていてイラク戦争に介入したのか、知らなくて結果としてそうなったのか、実は分からない。そしてこの映画はフィクションなのである。
イラクのことはイラク人に任せろというメッセージもあることにはあるが、それもこの映画の場合政治的というよりエンタメに脚色されており、我々を感動させるものでもなかった。
ラストに石油製造基地を俯瞰する映像で終わっているのがある意味イラク戦争の真の意味合いを告げているように思えるが、気づかない人も多かったのではないだろうか。
冒頭で言ったようにボーンシリーズのイラク化なのでこの映画が面白いわけがないのだが、何でも娯楽化しちゃうアメリカ映画のテクニックの中に、ひょっとして何か秘かに罠のようなものもあるのかもしれないと僕は思い始めている。
例えば国防総省高官一人の脳裏でイラク戦争が起きるはずがないと僕たちは思わないといけない。そう、この映画は完璧にエンターテインメント映画なのだ。この映画から政治的に学ぶことはないと思った方がいいのかも、、。
所詮エンタテイメントなんだから、細かいところを指摘するのは愚の骨頂とも言える。イラクの大量破壊兵器が事実無根だというのは既定のことだから製作できた映画なのだということを我々は知らなければならない。その意味では事実無根だと知っていてイラク戦争に介入したのか、知らなくて結果としてそうなったのか、実は分からない。そしてこの映画はフィクションなのである。
イラクのことはイラク人に任せろというメッセージもあることにはあるが、それもこの映画の場合政治的というよりエンタメに脚色されており、我々を感動させるものでもなかった。
ラストに石油製造基地を俯瞰する映像で終わっているのがある意味イラク戦争の真の意味合いを告げているように思えるが、気づかない人も多かったのではないだろうか。
冒頭で言ったようにボーンシリーズのイラク化なのでこの映画が面白いわけがないのだが、何でも娯楽化しちゃうアメリカ映画のテクニックの中に、ひょっとして何か秘かに罠のようなものもあるのかもしれないと僕は思い始めている。
例えば国防総省高官一人の脳裏でイラク戦争が起きるはずがないと僕たちは思わないといけない。そう、この映画は完璧にエンターテインメント映画なのだ。この映画から政治的に学ぶことはないと思った方がいいのかも、、。
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