いやあ、名探偵・座間味は何と10年ぶりに読みました。考えたらこの座間味君の名推理で石持ファンになったんだっけ。それがもう一度楽しめる。ミステリーファンでこんな至福があろうか、、。
そしておなじみ安楽チェア探偵ものである。しかも、新宿の紀伊国屋で待ち合わせをし、近くのグルメ個室で、名料理の舌鼓をしながら、卑近な事件をたどり打っちゃりの推理をしてしまう座間味君。ホンと楽しかったです。
7話がとてもそれぞれ短いんですねえ。全部で200ページほど。丁寧にページを繰りながら楽しむことに。それでもすぐ読み終えてしまう。こればかりは仕方がないかな。もうちょっと長いといいんだけどね。
7編、秀作だけれど僕は6話目の「キルト地のバッグ」が秀逸。読後感もよし。素晴らしいと思います。
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