セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

慟哭 ( 1999東京創元社)(貫井徳郎 ) 80点

2008-09-12 09:49:50 | 読書遍歴
なるほどそういうことだったのか、ラストに近くなるに連れてこの本の構成が分かってくる。うーん、ミステリーマニアの僕としてはとんだ失態だ。完全に騙されてしまっていた。

だいたい、被害者が一致しないんでおかしいとは思っていたのだけれど、ね。
でも、これだけの内容をあの分量にしてしまう作者の力量もしくは粘着力はものすごいものがあるように思う。貫井徳郎の快作であることは間違いないであろう。

ただ、僕はもう少し軽い「プリズム」なんかがとても気に入ってますが、、。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天六、梅田映画日記(9/8~9/9) | トップ | 12人の怒れる男 (2007/露)(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書遍歴」カテゴリの最新記事