うーん、結構まとまっている。今やヒーローものの大廉売中の映画界。新しいところではメカスーツを纏い大気圏に舞うアイアンマン、正義か悪かで悩む「考える人」のバットマン、思い切り暴れるハルク等々みんなマスクをし、奇抜ないでたちで宙を舞っている。でも、このハンコックは、、
人間の格好のままスーパーマン並みの働きをしてくれる。そこがまず気に入った。まるで夢の中で僕たちが自由自在に飛んでいるかのようだ。まさ . . . 本文を読む
やはりマンガが原作なんですね。でも、こんなに漫画チックなマンガもまたちと珍しいというか、いかにも1960年代風ですね。完全B級映画を目指しているところはいいが、感動できるところがあまりないまま、サラーと見てしまった自分。
デスメタルって、立派なロックであるにもかかわらず歌そのもののを十分聞けなかった感じがします。ロックという限りはどんな扮装や会話を交わしていてもやはり芯はハートではないかな。その . . . 本文を読む
コミックもの原作が横行している映画界ですが、それは日本だけでなくアメリカでもその傾向が大だと納得させられる一篇であります。まあ、最初の作品だからアイアンマンの馴れ初めが紹介されるわけですが、何とやはりアフガンのタリバンを舞台にしちゃうとはねえ、、。
世にヒーローものが数あれど、大気圏を飛ぶためにスーツを着ることが要請されるというのがミソなんでしょうなあ。普通の人間がスーツを着ることでヒーローにな . . . 本文を読む
人間、あと自分の命が24時間だとしたらどうするか、といった究極のテーマであります。それはみんなが一斉に消滅する世界の終末などではなく、いわば突然配布される個人の死亡予告書を通じてであります。
拠り所は法律だ。となると、ふと思い浮かべるのが戦争中に送られていた召集令状すなわち赤紙である。ただ、あの時は今で言う郵便配達人が事務的に渡していただけなので、この映画のイキガミとは随分様相が違う。イキガミを . . . 本文を読む
いやあ、たまげましたなあ、これは映画ですワイ。本当の活劇映画ですワイ。しかも、ちゃんと、ミステリーの本道、どんでん返しも用意してあるじゃないかい、こ、これは、堪えられませんデス、、。
映画って、こうでなくちゃね、特に冒頭から一気に観客を引っ張っていくその勢いはたいしたもんです。映画って、ホント最初が肝心ですよ。とにかく、そんなことあるはずがない、という映像がビュンビュン出現するんですから、こりゃ . . . 本文を読む
人生の真理を知ること、そのためにすべてを捨て去り、自分を自然界に対峙させた若者が一人いた。お金を燃やしゼロラインに立つ。赤ん坊と違い大人がフラットになろうするのはなかなか難しいが、それでも自分の力でどこまで出来るか若者は決意をする。
古く僕が若かりしとき、「イージーライダー」という映画があった。二人の若者が自由を求めてバイクに乗ってアメリカを横断する。旅の最初に、腕につけていた時計を道路に静かに . . . 本文を読む