連休後半は家族が里帰り。正月、春休み、そしてこの連休、嬉しい限り。初めて育てたバラの花も一応咲き始めなかなか人並みのゴールデンウイークである。
その家族も4日には帰ってしまった。5日から僕のG・Wが始まる。5日は午後から日本橋で演劇を見る予定。そのため難波あたりで午前中映画を見ようと予定する。ただお目当ての映画はすでにもう7本も見ているので、それほど見る映画はない。昼までの時間つぶしにナンバパー . . . 本文を読む
予告編を何度か見てしまっていたから、冒頭のオーケストラを再結成という部分が意外性もなく、面白みを欠いた。でもこれは作品のせいではない。今や予告編はやり過ぎなのだ。本編へのワンステップだということを配給会社はお忘れなのか。
それでもこの映画、ブレジネフ体制がまるでナチスドイツのヒットラーのように思えてくる仕掛けでもある。つい最近でもこのようなユダヤ人迫害が行われていた。(製作者、勇気があるなあ)そ . . . 本文を読む
確かに人が狼男に変身する重要なシーンは目を見張るほどスゴイ。そして鷲のようにスゴイ攻撃を繰り返す狼男の颯爽とした超スピード感。(音響はちょっとやり過ぎかな?)見惚れましたね。
でも、名優二人と新進個性派女優を揃えながら、狼男の内面への洞察が徹底していないので、ドラマとしては盛り上がりに欠けたように思いました。また狼男が一発の銃弾でドスンとはちょっと物足りないです。
とか、言ってますが、でも狼シ . . . 本文を読む
僕の好きな別役もの。今回は同じ脚本を3つの演出と役者で演じ3本の別の内容とする作品群。ぼくはその内のKESHI組を鑑賞した。
彼の作品は不条理劇だと言われているが、難しくはない。むしろ喜劇だと思って見ていると、そこには果てしないリアリズムが見えて来る仕掛けとなっている。
三人劇と言ってもほとんど二人劇である。女と男。男は袋にいかで作った消しゴムを入れているという。女は子供を殺してそこに入れてい . . . 本文を読む
最初のバラが次々と色を変えて咲き乱れています。葉は病気で痛々しいですが、すごい生命力です。
同じく別の株は葉が弱って、もう春は花をあきらめて秋に託そうと葉をすべて取りました。でも、蕾はさすが取れなくてそのままにしていたら花が咲いています。葉がないのでまるで桜の花のようですが、かわいそうです。ごめん! . . . 本文を読む
前半は風がまだまだ冷たい。これが例年と違うところ。いつもはもう暑いぐらいなのだが、、。
雨が降ったりしていたので、水やりを乾かし気味にしている。3日ぶりである。バラもそろそろ蕾が出て来始める。でも、うどんこ病の被害が意外と激しい。初めての経験で困惑する。
月曜から水曜日まではいつも通り、主に梅田で映画鑑賞。計7本を見たが秀作多し。4/29は久々に京都に出かけ、まず演劇鑑賞ののち京都博物館に行き今 . . . 本文を読む
冒頭から観客を引き込むドキュメンタリータッチ風作風が異様に迫力を持ち、終盤まで崩れない。その製作力というか、演出力は並大抵のものではない。こちらが休む瞬間がなくなるのだ。それほど画面に食らいついている自分を発見する。
南アの上空に浮遊する宇宙船の立ち位置の見事さ。エイリアンが人間よりもひ弱そうだという逆転発想。エイリアンはエビと呼び捨てられ見事難民へと追い立てられる着想の素晴らしさ。人間はこの映 . . . 本文を読む
2時間、最前列で崖のように聳え立つスクリーンに向かいながらプレシャスと心の対峙をする。彼女の心は困ったことがあるといつも楽しいところに逃げる。あり得ない仮想の場所にいつも彼女はいる。それでやっと生きるという過酷さから自分を避難させている。
半端じゃない生活空間だ。次から次へと彼女めがけて苦難が飛び込んでくる。悲劇というものを超えている。近親相姦そのものが彼女を追いつめているのに、救ってくれるはず . . . 本文を読む
月に一人でいること。単純な作業。話す相手ははるかかなたの地球の家族たちと身近なロボットのみ。契約の3年間もあともう少しで解放される。地球への帰還だ。家族と思い通り話せる、、。
そんなサムだが、小事故から不思議なことに見舞われ始める。ふと起きると自分の分身の男が横にいる、、。
はるか宇宙の果てで本当の哀しみを知ってしまった男。自分が自分でないことに気づかされる男。肉体はクローン。思考は誰かのコピ . . . 本文を読む
劇作家、とはいえ俳優との掛け持ち演出者兼経営者。モリエールと言えば世界的な喜劇作家だが、僕が日常よく行っている小劇場のようなものを小屋感覚でやってたんだなあ、とこの映画から分かる。
本当は悲劇なるものをやってみたい、そんな悲愴的な決意は持っている。しかし、スポンサー、観客の要望等がそれを阻止する。相変わらず爆笑喜劇を求めている人たち。そのズレに悩んでいるモリエール。分かるなあ。でも、劇団員も食べ . . . 本文を読む
歌劇の劇作家ってあまりイメージがないけれど、この映画はそういう歌劇の脚本を書いた人が主人公です。カサノヴァとかモーツアルトも当然登場するがそれほど入り込むこともなく、歌劇が作られるまでを映像で綴っていく。
当時の作曲家というのは指揮もし、観客動員、また作品の反応も気にする職人だったのだなあと改めて納得する。モーツアルトが生活のために身をすり減らして五線譜に向かっている姿も生々しいし、かなり当時の . . . 本文を読む
昨日バラの花が我が家ではじめて咲きました。
でも、僕の不手際でうどんこ病にかかってしまい、病を持ちながらの花弁の誕生です。品種はフロリバンダのチャールストンです。
バラさん、どうも申し訳ないです。
でもりりしい強さとかわいさを持ったバラです。 . . . 本文を読む