僕の好きな別役もの。今回は同じ脚本を3つの演出と役者で演じ3本の別の内容とする作品群。ぼくはその内のKESHI組を鑑賞した。
彼の作品は不条理劇だと言われているが、難しくはない。むしろ喜劇だと思って見ていると、そこには果てしないリアリズムが見えて来る仕掛けとなっている。
三人劇と言ってもほとんど二人劇である。女と男。男は袋にいかで作った消しゴムを入れているという。女は子供を殺してそこに入れているという。男はブルガリア暗殺団に追われているという。女は妻に逃げられているのだという。
食い違いがいつか収束する。最後は男が死んでいると刑事が言う。しかし、袋の中は子供の死体ではなく、けしごむだったと、、。
セリフを楽しむ劇である。役者の演技を楽しむ劇である。演出の面白さを楽しむ劇である。
二人の俳優は抑揚も効いており、しかも発声が実に滑らか。舞台に流れと山が確かにある。女があまりに美しい声なので、ふとするとコックリ行きそうにもなる。でもこれは僕の体調のせい。秀作だ。
彼の作品は不条理劇だと言われているが、難しくはない。むしろ喜劇だと思って見ていると、そこには果てしないリアリズムが見えて来る仕掛けとなっている。
三人劇と言ってもほとんど二人劇である。女と男。男は袋にいかで作った消しゴムを入れているという。女は子供を殺してそこに入れているという。男はブルガリア暗殺団に追われているという。女は妻に逃げられているのだという。
食い違いがいつか収束する。最後は男が死んでいると刑事が言う。しかし、袋の中は子供の死体ではなく、けしごむだったと、、。
セリフを楽しむ劇である。役者の演技を楽しむ劇である。演出の面白さを楽しむ劇である。
二人の俳優は抑揚も効いており、しかも発声が実に滑らか。舞台に流れと山が確かにある。女があまりに美しい声なので、ふとするとコックリ行きそうにもなる。でもこれは僕の体調のせい。秀作だ。
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