鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

喜入のメヒルギ

2008-08-12 | 植物
メヒルギは、マングローブを形成する代表的な植物です。
鹿児島市喜入生見町に、メヒルギの群落地があり、北限地として国の特別天然記念物に指定されています。


生見にある、特別天然記念物の看板。


生見のメヒルギ群落地。
国道226号の脇にあります。(左の、電柱のあるところが国道)

ところが、ここが本当の北限地ではなく、もっと北に群落地があります。
同じ喜入の、新日本石油基地があるところに、愛宕川が流れており、その河口付近の支流にあります。


愛宕川と支流。
向こうは、新日本石油基地。
この手前(上流)に、メヒルギの群落地があります。


愛宕川支流のメヒルギ群落地。
高さ2~3mほどの立派な木です。


根元。


ちょうど、花が咲いていました。


メヒルギの花のアップ。
かすかに甘い香りがします。

実が泥土に落ちて、新芽が出て増えていきます。
実が、琉球(沖縄)のこうがい(かんざし)に似ていることから、メヒルギのことをリュウキュウコウガイとも言います。
コメント (8)
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