鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

万之瀬川源流を訪ねて(6)

2009-01-28 | 源流を訪ねて
川辺町の清水の湧水から少し上流にいくと、清水の磨崖仏がある岩屋公園があります。
下流側の入口から入ってみましょう。


入口を入ったところにある橋です。
下流から見たもので、石橋に見えますが、コンクリートに石板を貼り付けたものだそうです。


橋を渡って上流を見たもの。
川の右岸に、溶結凝灰岩からなる高さ20mの崖があり、ここに磨崖仏が彫られています。
この磨崖仏は、平安時代の終わりから明治時代にかけて彫られたもので、線刻が多いのが特徴です。
鹿児島県の文化財に指定されています。

磨崖仏をいくつか見ていきましょう。


大五輪塔。
日本一の大きさで、彫刻されたのは平安時代の終わりか鎌倉時代の初めと考えられています。


三大宝きょう印塔。
鎌倉時代後期の1296年3月13日に彫刻されました。


月輪大梵字。
もともと5字が彫られていましたが、2つが落ちて3字残っています。


磨崖仏のある崖を上流から見たもの。
崖の右側に見えるのが月輪大梵字です。


明水園と桜の屋形。


明水園に架かる石橋。


公園内にある二連水車。


公園の上流部にある木製アーチ橋。
コメント (6)
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