鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

松坂橋他

2008-03-06 | 石橋
錦江町(旧大根占町)にある石橋を訪ねました。
県道池田根占線の近くにある石橋です。


上流から見た松坂橋。
 橋長:8.6m
 幅員:4.3m
 架設年代:不詳
川は、神ノ川の左岸に注ぐ支流です。
南大隅町との境界の近くにあります。
この石橋は、現在使用されていません。


下流から見た、松坂橋アーチ部。

県道を東に行き、前の支流を上流に行くと、毛下橋があります。

下流から見た毛下橋(けおろしばし)。
 橋長:5.3m
 幅員:4.5m
 架設年代:不詳

県道をさらに東に行くと、県道の右に山畑橋があります。

上流から見た山畑橋(やんばたばし)。
草に覆われて、アーチがよく見えません。
 橋長:8.0m
 幅員:4.5m
 架設年代:不詳
川は、神ノ川の左岸に注ぐ別の支流です。

毛下橋と山畑橋は、田舎の生活道路として今も現役で使用されている石橋です。
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祇園之洲公園のクロマツとクロガネモチ

2008-03-05 | 巨樹・古木
昨日紹介した祇園之洲公園(石橋公園)に、クロマツとクロガネモチの古木があります。


祇園之洲砲台跡の近くにあるクロマツの名木。
 幹周り:2.6m
 樹高:7m
 樹齢:100年

このクロマツの特徴は、上に伸びずに横に伸びていることです。
梅に臥竜梅という地を這ったような梅がありますが、その松版のようです。


根元。
左下に見えるのが高麗橋。


近くにあるクロガネモチの大木。
 幹周り:2.4m
 樹高:15m
 樹齢:130年

鹿児島市の保存樹に指定されています。
今の時期、真っ赤な実を付けています。
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祇園之洲砲台跡

2008-03-04 | 史跡
島津斉彬は、海防の必要性から錦江湾のあちこちに砲台を築きました。
甲突川河口にある天保山砲台跡は、昨年10月25日紹介しました。
稲荷川河口にも、祇園之洲砲台跡があります。
祇園之洲公園(石橋公園)の一角にあります。


祇園之洲砲台跡。


砲台跡の碑。
向こうに見えるのは、高麗橋。

この砲台は、薩英戦争で実戦に供されました。
正午に砲撃戦が始まり、3時間たって双方に被害が出ました。
イギリスの軍艦レースホーム号が、目の前で浅瀬に乗り上げましたが、すでに砲台はアームストロング砲により打ち砕かれ、敵艦が救助されるのを眺めるしかありませんでした。

死傷者は、イギリス63名、薩摩13名と、人的被害は薩摩が少なかったのですが、城下の被害はすさまじく、これを契機に薩摩は開国に傾いていくのです。


移設された高麗橋。
 橋長:54.95m
 幅員:5.40m
 支間数:4連
 架設年代:弘化4年(元の橋)

ここの公園には、高麗橋のほかに西田橋と玉江橋が移設されています。
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奄美の野生ヤギ

2008-03-02 | 生きもの
奄美大島に、野生のヤギがいます。
車で走っていると、崖の上や時には道端で見かけることがあります。


崖の上にいるヤギをズームで撮影しました。
草の陰に数頭のヤギの群れがいます。

奄美大島はヤギを食べる食文化があり、ヤギを飼っている家が多いのですが、管理がおろそかで逃げ出し、野生化したものです。
その数、約2300頭と言われています。
そして問題が出てきました。
崖の草を食べるため裸地化し、崖崩れの原因になっているのです。
島の南にある曽高崎(そっこうざき)灯台付近の崖の被害がひどいそうです。

このほど、県はこのヤギを駆除することを決めました。
野生化したのも、駆除されるのも、人間の都合であり、ヤギに責任はないんですけどね・・・


補足「その後のカレン」
2月3日、保健所に保護された犬、カレンのことを書きましたが、その後のカレンについてHさんから聞きました。
貰い手が現れて、引き取られていったそうです。
妻とカレンの無事を喜び、幸せを願いました。
コメント (2)
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デイゴ

2008-03-01 | 植物
奄美大島にデイゴの花が咲いていました。
デイゴは沖縄の県花で、歌にもよく歌われますが、奄美にもあります。


デイゴ(マメ科)


花のアップ。
まだつぼみで、開いていません。

花が開くと、真紅の蝶のようで、いかにも南国的な花です。
奄美大島の南にある加計呂間島の諸鈍には、樹齢何百年というデイゴの大木の並木があり、満開になったらそれはきれいです。
ここは、「男はつらいよ」の最終回の舞台となったところで、リリー(浅丘ルリ子)と寅さんがしばらく暮らしたりリーの家があります。
目の前に美しい海が広がり、デイゴの並木が続き、天国のようなところです。
コメント (4)
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