鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

チンチクタケノコ

2008-08-11 | 食べ物
今年もチンチクのタケノコの季節になったので、採りに行きました。


チンチクのタケノコ。
皮は緑色をしています。
チンチクあるいはチンチクダケといいますが、正式名ホウライチク(蓬莱竹)です。
チンチクは沈竹と書き、水に沈むほど重い竹であるため、この名があります。
川岸に生えており、タケノコの少ない夏に生えるタケノコです。


収穫です。
この何倍も採りました。


鍋で湯がいてアク抜きをします。
アクが強いため、4~5回湯がかないと食べられません。


保存するときは、一度湯がいてざるに上げ、水気を切ります。
このまま冷蔵庫に保存すると、アクが強いため何ヶ月も保存できます。
食べるとき、3~4回湯がいて、アク抜きをして食べます。
煮物にするとおいしいタケノコです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エビネ

2008-08-10 | 植物
種子島の山で、エビネの群生地を見つけました。
エビネは、鉢植えのものはよく見かけ、自宅にもありますが、自然の中で群生しているのを見たのは初めてです。
しかも、花が満開に咲いており、秘密の花園に入り込んだようで、少し興奮しました。


群生して花が咲いているエビネ(海老根) ラン科
そこらじゅうに点在して咲いていました。


薄紫色の花。
エビネは、日本産のランを代表するものです。
名前は、根がエビの尻尾に似ていることから名づけられています。


こちらは純白の花です。


花のアップ。
山中で、人知れず咲いている可憐な花にしばらく見とれてしまいました。
盗掘されず、ずっと咲いて欲しいものです。


マムシグサの群生地もありました。
実が色づいていました。
青紫と赤の、ツートンカラーです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜田海岸と千座の岩屋

2008-08-09 | 水辺の風景
浜田海岸は、種子島の南種子町にある海岸で、種子島を代表する観光地の一つです。
中種子町との町境に近いところにあります。


美しい砂浜が広がる浜田海岸。
太平洋に面しています。
右の岩山に、千座(ちくら)の岩屋という洞窟があります。
種子島の洞窟の中で、一番大きく有名なものです。


洞窟内部。
千人が座れるくらい広いところから、千座の岩屋という名が付いています。
陸側からの入口がいくつかあり、内部はいろいろな大きさの洞窟が繋がっています。
満潮時は、ここに海水が入ってきますが、この時は干潮で、中に入ることができました。


洞窟内部から海を見たもの。


沖には、太平洋に荒波に洗われて、さまざまな形の奇岩が並んでいます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハマナタマメ他

2008-08-06 | 植物
奄美大島に咲いていた花です。


ハマナタマメ(浜鉈豆) マメ科
海岸に咲いていました。
マメ科特有の花ですが、割と大きな花です。
ナタマメは福神漬けに入っていますが、ナタマメそのものは見たことがありません。


ハマナタマメの実。


ハマボウ(浜朴) アオイ科
奄美のハマボウは、4月3日にも紹介しました。
このときが咲き始めのころでしたが、まだ咲いています。
オクラの花に似ていますが、同じアオイ科です。


ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科
アサガオに対し、昼に咲くのでこの名があります。
ハマヒルガオという花もありますが、葉の形が違います。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤木名グスク

2008-08-05 | 史跡
沖縄や奄美大島には、グスクと言われるものがあります。
グスクとは「城」と書きますが、日本の戦を目的とした城とは異なるようです。
起源としては、地方豪族の居城、信仰の場所などの説があります。
石垣のないものも多くあります。

そんなグスクの一つ、奄美大島の赤木名グスクを訪ねてみましょう。
場所は奄美市笠利町赤木名で、赤木名中学校裏の小高い山にあります。


赤木名中学校とその裏の山。
この山にグスクがあります。


中学校の裏に秋葉神社があり、ここがグスクへの登り口です。


鳥居の横に井戸があります。
岩盤の割れ目から水が湧き出しています。


このような山道を約10分登っていきます。
よく見ると、道に積まれた石は墓石のようです。


途中には墓地の跡らしき広場があります。


山頂に到着しました。
平坦に造成されており、居城の跡らしい雰囲気が漂っています。
建物の遺構などは残っていません。


土塁の跡と思われる盛り上がりがあります。

その昔、ここでどのような生活が営まれていたのでしょうか。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

種子島のゆうれい坂

2008-08-04 | 風景
種子島に、ゆうれい坂と言われる坂があります。
「探偵ナイトスクープ」というテレビ番組で紹介されたことがあります。

場所がわからなかったのですが、原人さんに教えてもらったので、帰省したとき行ってきました。
西之表から、国道58号線を南に行き、中種子町に入ってしばらくいくと、二十番という標識があり、ここを左折して1km少し行ったところにあります。


西(国道方向)を見たところです。
右の電柱の手前から2本目までは、下り坂です。
その向こうは、どう見えますか。
登り坂に見えませんか。
登り坂を上ると、道路の頂上があり、その向こうは下り坂(実際には道路は見えない)のように見えます。
現地では、立体的に見るため、よりいっそう、そのように見えます。

登り坂に見えるところまで車で行き、ニュートラルにしてみました。
すると、車は向こう側へ転がっていきます。
登り坂でなく、下り坂なのです。
道路の頂上と見えるところも、ずっと下っていきました。
このように、下り坂が登り坂に見えるところから、ゆうれい坂と呼ばれます。

どうしてそう見えるのでしょうか。
手前から、急な下り坂、緩い下り坂、急な下り坂、と続いており、それが周りの風景と微妙に絡んで、そのように見えるものと考えられます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇宙ケ丘

2008-08-03 | 風景
インギー鶏を食べた南種子の上中から、車で5分位南に行きます。
ここに、ロケットの打ち上げを見ることができる宇宙ケ丘という公園があります。

種子島宇宙センターは、普段は施設への立ち入りは自由ですが、打ち上げ時は、一般人は施設に入れないので、このようなところから見学することになります。


宇宙ヶ丘。
中央の丸い建物は展望台です。


中央の白い建物が組み立て棟で、その右の、塔などがあるところからロケットが打ち上げられます。
私も、帰省した時、一度ここから打ち上げを見たことがあります。


右に目を転じた風景。
茎永の集落方向で、その向こうはやはり宇宙センターの施設です。


近くには、ロケット追跡のパラボラアンテナがあります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インギー丼

2008-08-02 | 食べ物
種子島の下中に漂着したイギリスの貿易帆船、ドラムエルタン号の乗組員が、お礼に船内で飼っていた鶏を贈ったことは、昨日紹介しました。
この鶏をインギー鶏(インギーはイギリスのこと)と言います。
といっても、イギリス原産ではなく、中国南部原産のようです。

それ以来、下中ではインギー鶏を飼育しており、その料理があります。
インギー鶏料理を食べさせる店が、南種子町上中にある美の吉という食堂です。


入口のガラス窓に、「インギー鶏料理できます」の文字があります。


インギー丼。
インギー鶏の肉でできた親子丼です。
他に、インギー鶏のから揚げ、刺身などの料理があります。

味はというと・・・
コクがあるというか、コシがあるというか、柔らかくて淡白なカシワと異なり、濃密でこってりした地鶏の味がします。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドラムエルタン号漂着の碑

2008-08-01 | 史跡
種子島には、昔から異国の難破船が多く漂着しました。
その最大のドラマが、鉄砲を伝えた南蛮船です。
伊関と立山にあるカシミア号漂着の碑は、以前紹介しました。

南種子町下中には、ドラムエルタン号漂着の碑があります。


下中の海岸にあるドラムエルタン号漂着之碑。

ドラムエルタン号はイギリスの貿易帆船で、明治27年4月25日、下中の前の浜に漂着しました。
下中の人たちは、乗組員29名を手厚く介抱しました。
東洋艦隊の軍艦がやってきて修復を行い、8月16日、長崎へ廻航しました。


記念碑の近くにある展望台。
砂丘の上にあります。


展望台から眺めた前の浜。
南を眺めたものです。
太平洋に面しており、砂丘と砂浜が広がっています。
向こう側の岬は、鉄砲伝来の門倉岬です。


北を眺めたもの。
岬の向こうに、種子島宇宙センターがあります。
鉄砲伝来と、宇宙センター・・・
種子島の歴史と現在を代表する、2つの場所に挟まれたところにあります。

乗組員は、いろいろな謝礼をしましたが、その中に船内で飼っていた鶏がいます。
この鶏を、種子島でインギー鶏といいます。
(インギーとは、イギリスのこと。種子島では、次雄をツンギーというような愛称で呼ぶ。)
下中では、これ以来インギー鶏を飼育していますが、インギー鶏料理については、明日紹介します。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする