ぷ~さんのブログ

観劇、読書、趣味の手作りなど、日常で感じたことを書き込んでいきます。

読書3(ナースの卯月に視えるもの 2)

2025-02-05 14:00:26 | 読書

秋谷りんこさんの『ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ』です。

何度か涙がこぼれそうになる本でした。

長期療養型病棟に勤務するナース、卯月さんのお話。

病気や怪我だけでなく、介護についての物語もあります。

 

元気いっぱいだった両親が、認知症や病気で体が不自由になる。受け入れられない家族、あんなに活発だった父、母が動けなくなるなんて…と言う思いが、強い口調になってしまう。

この気持ち、ものすごくよくわかる。身内だからこそ、客観的にとらえられず、まだ頑張れるはず!と思ってしまう。

1番辛いのは、体が不自由になった人なのに……。

 

そして看護とは病気や怪我をした本人だけでなく、家族も含めてが対象になると書かれていて、こんなにあたたかい病棟に巡り合いたいと思いました。

人とのかかわり、命の大切さなど、とても丁寧に書かれている良い本だと思います。

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苦手です

2025-01-30 10:11:41 | 日記

我が家の外壁塗装をしないとと思っています。

前回から15年も経っていました…。

 

まずは業者選び。これ苦手です。ネットで調べて口コミなどを見ても、どこが良いのやら…。

比較するために3つほど、見積もりを頼んだほうが良いらしいのですが…三か所見つけて電話してって、私にはかなりストレス。

 

考えただけで気が重くなります。でも、やらないわけにはいかず…。1件は見積もりをお願いしましたが、本当に気が重いです。

 

どうか、どうか、良い業者が見つかりますように…の心境です。

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読書2(ナースの卯月に視えるもの)

2025-01-29 21:55:59 | 読書

秋谷りんこさんの『ナースの卯月に視えるもの』です。初めて読む作家さんです。

 

ナース5年目の成長物語と言っても良いかもしれませんが…。

 

ナースの卯月さんは、患者さんの思い残しが視えてしまうんです。長期療養型の病棟に、勤務しています。

思い残しとは、患者さんの心に引っかかった人、気にかけている人が見えてしまうということ。

 

それにどんな意味かあるのか、見つけ出すところから始まるのですが、途中、ある出来事で思い残しを探ることをやめます。

 

そしてなぜ、思い残しが視えるようになったかのエピソードも語られます。

 

長期療養型病棟は急性期と違い、回復が難しかったりします。命を助けたい、助けられないと負けと思っていた同僚のナースは、看護は何なのかもう一度急性期病棟に戻っていくことを決めます。

 

命にかかわるナースという仕事の大切さ、大変さが伝わる本です。

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読書1(月夜の羊)

2025-01-21 16:01:39 | 読書

吉永南央さんの紅雲町珈琲屋こよみシリーズ9巻、「月夜の羊」です。

珈琲と雑貨のお店小蔵屋店主のお草さんの物語。

毎日の散歩を日課とするお草さんは、「たすけて」と書かれたメモ用紙を拾う。

その後、近所の住宅にポストからはみ出た郵便物、つけたままの玄関鍵を見つける。中で倒れていた高齢女性。

そこから引きこもっている息子がいることを知る。

はたして、お草さんはどう対応していくか…

 

今のこのご時世、近所の家に郵便物が溜まっていても親しくなければ気に留めないかもしれない…逆に気にして行動を起こす人は疎んじられる事もあるのかも。

 

このシリーズ10巻あるけど、(10巻は先に読んでしまった)全てを通して、冷静なお草さんに憧れる。

何が起きてもブレずに今ある事をしっかり見つめて対処する。

こういうおばあちゃんになりたいものです。

 

今年の読書目標は40冊、すでに半月過ぎたけど…⤵

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観劇1(が~まるちょば)

2025-01-13 19:54:59 | 観劇

新年となり、あっという間に月半ば…早いなぁ。

 

今年の初観劇は、『が~まるちょば』です。

 

HIRO-PONさんのパントマイムは、本当に素晴らしい。笑って笑って、最後は涙がほろり。まさに新年にふさわしい~。

 

いつものが~まるショーで始まり、客席を引き込んで大笑い。

 

次は「床屋」

椅子もほうきも、はさみも何もないのに見えてくるから不思議。

鏡を拭くパントマイムでは、優しく拭く動きに感動してしまった。何もないのに力強く拭くと、優しく拭くが明らかに違う。すごいなぁ〜

 

1部の最後は「映画監督」

これは客席から3人を選んで、演技をしてもらうと言う演目。HIRO-PONさんは全く喋らず、パントマイムで演技を指導。これがもう面白くて面白くて、笑うとこんなに汗をかくんだと改めて思ったわ。

選ばれた3人は大変だけど、少しずつ慣れて楽しんでいるようでした。

 

が~まるちょばの舞台は遅れて入ると、必ずHIRO-PONさんにいじられます。遅刻は出来ません(笑)

 

休憩をはさんで2部は「逢いたくて…」

毎回2部はストーリーがあるもの、今回は年老いた男性が交通事故で妻を失うところから始まります。

この男性、何度も後を追おうとするのです。死に場所を求めて彷徨ううちに、宇宙人に遭遇。この宇宙人から大切なものをもらいます。

 

そして、最後はその大切なものを手放すことで死に向かい、亡くなった妻と出会い手をつないで歩いていきます。

 

これを全部一人で表現するのです。時々、笑いも入るのですが、本当に心にジーンと余韻が残り良い舞台でした。1時間弱一人で演じ、結局、終演は15分ほど押していました。

 

が~まるちょばの舞台はカーテンコールで必ず、スタッフ達の動きをパントマイムで演じ拍手を促します。これもまた、しみじみと良いのです。

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