シェイクスピアの『テンペスト』観劇してきました。
と言っても文楽です。
だから、タイトルは『天変斯止嵐后晴』(てんぺすとあらしのちはれ)となります。面白いでしょタイトルに引かれてって言うのも、ちょっとあるかもしれません(笑)
でも私、テンペストがどんな話かしらないんです。お恥ずかしい
文楽は随分前から好きで、よく観に行っていたんですよ。歌舞伎や狂言を観劇する前から観てましたね。
文楽・・・簡単に言うと大人の人形劇こうやって表現したら、失礼かな?
3人で人形を操ります。面使い、左手、足使いです。
ちなみに面使いは、右手と顔。面使いの方は顔を出していますが、他2名は黒子さんですね。
文楽の魅力は、この人形の動きが素晴らしいと思うんです。本当に命が吹き込まれている感じがします。喜怒哀楽の表現が、生きているんですよ。
今日のテンペストは、新作です。人形が携帯電話をだしたり、妖精がでてくるなど、斬新な感じがしました。
曲もオリジナルですが、これがとっても良かった。浄瑠璃なので、三弦が主です。お琴も加わったりします。嵐の雰囲気なんて、ものすごくカッコよかった。
最前列センターだったので、人形達と何度も目が合い、不思議な感じがしました。
久しぶりの文楽だったけど、またちょくちょく観に行こうかな~~~。私、人間国宝である人形遣いの吉田蓑助さんが大好きなんです。